地域と畑は自分たちで守る


くまもと☆農家ハンター
 いきなりですが、さ~てこれ↑は なんでしょう? 


こんにちは。今日も絶好調☆(有)宮川洋蘭、農家ハンターの宮川です!
 

前回お知らせした地域活性化イベント 「第7回オールドカーフェスティバル」は4月29日の昭和の日、平成の本当に超ラストに無事、開催することが出来ました。
 
当日早朝まで、雨が降る確率がなんと90%でしたが、みんなの祈りのパワー(笑)で何とか昼過ぎまで天気が持ちこたえてくれて、しかもそんな中でもたくさんの人が来場して下さいました。本当にありがたかったです!
もちろん片付けの時間にはしっかり雨は降っていましたが、ボランティアスタッフみんなびしょ濡れになって青春ドラマのように、みんなで片付けやテントを畳んだりしてました。
  
何度も夜間に会議を重ね、あれやこれやと何日もかけて準備して当日の運営まで。
本業の母の日出荷のピークとも重なり、正直笑えるくらいたいへんですが、地域からも子供からも喜ばれる、これはやっぱりプライスレスです!

4年前、農水省の若手のキャリア職員が1ヵ月ファームステイに来たことがあります。

その楠田君が最後にレポートで
「農業ほど、地域と深くつながっているものはない、だから農家の皆さんが元気だと町が明るくなるんですね」とレポートしてくれました。

あーーー それはそうだ、確かにそうだ。とても肚に落ちる一言でした。
だからこそ地域(島)に根を張る農家としてヒトゴト、チイキゴトもがんばりたいなと思っています。
 

昭和の日以降は、元号が変わっても、母の日に合わせて咲いてきた数万鉢ものランに囲まれて仕事をしています。

世間のみんなが連休が長すぎてやることなくて困ってる、とか言ってる間にこっそりいい汗かいています。笑
 
 
 
宮川洋蘭は咲かせて出荷するだけではなく、運営しているネットショップで自分たちの商品を紹介して、ご注文をいただいて、1つずつ梱包して、お母さんの元へお届けまでする数少ない農家です。
 
 
それぞれ職人のような生産者さん、ネットショップさん、通販会社さん、パッカーさんという専門業者さんがいますが、それを私たちは全部自分たちでやろうという事をしているので中々大変ですが、やりごたえはたくさんです。
先月、新聞でこう紹介して下さっていました。

宮川洋蘭の仕事と、地域活動としての農家ハンター。
 
花と獣? 美女と野獣???
 
関係ないようですが私の中ではすべて繋がっています。

 
こうして生産からお届けまでやりたい!というのは宮川洋蘭の特徴であり、農家ハンターの活動が目指すものでもあるからです。
よくばりですが

~学ぶ、守る、捕まえる、食べる、活かす、繋げる、拡げる~

一人では微力ですが、みなさんのような応援団と農家ハンターのみんなの力が合わさればそれも可能だと思っています。
 
 
そんな中、温めてきた新しい取り組みがまたひとつ始まりました。
捕獲したイノシシの皮をなめして、【革】にするプロジェクトです。
 
イノシシの革なんて聞いたことないと思います。はい、私たちもありませんでした!

鞣し(なめし)には化学薬品を使う方法もありますが、自然の恵みでもある革だからこそ草木から抽出した「植物タンニン鞣し」がベストと考え、その職人さんにお願いしています。
 
 
さーて、イノシシさんの革ってどんな感じだと思いますか?
私は勝手に茶色のイメージを持っていたのですが、、、なんと!
こんな色なんです。初めての試作革だった事に加え、プロジェクトリーダーの稲葉はこのイノシシさんを捕まるところから関係をもっているので感慨深そうに見入り、包まれていました。
 
おっしゃ、これはいけるぜ!
さらに、より身近なものとして手に取りやすくなればと続いて着色をお願いしたら、、、
 
 
表面がなぜかパリパリでひびが入ってしまいました。職人の手にかかっても生き物は難しいんですね。
 
その後諦めずお願いしてこのゴールデンウィークに届いたものは、見事なイノシシのなめし革で感動しました!
 
さて余談のようで、これまたつながっていくのですが、宮川洋蘭で作っているランを乾燥させてガラスの中に永久保存するボトルフラワーという、ちょっと自慢の6次化商品があります。
世界に一つだけのフラワーギフトを作りたい、そんな思いでガラスに彫刻(名前やメッセージ)を入れるためにレーザー彫刻機というものを昨夏、導入しました。

もちろん、ガラス用だったのですが、このレーザー彫刻機を使えば端材の木がこんなに生まれ変わります!
(Facebookに投稿したところちょっとバズりました!驚)
さらにさらに、レーザー彫刻機とイノシシ革が出会えばこんな素敵なものも!
 
本当、ストーリーに満ちた凄く素敵なものが出来そうです。
 
ただ革は自然の恵みとしても、職人さんになめしてもらうのでどうしても加工費がかかります。それでもみんながまだ見た事のないイノシシの革の活用。ワクワクしますね、本当に。
 
自分たちだけではもったいないので、高校生と一緒に命をつなぐ取り組みとして革の活用を考えはじめました。(レーザー彫刻の実演の様子@宮川洋蘭)
とはいっても、正直言って良くも悪くも私たちは革も、デザインも経験がない真っ白なジャンルです。
「力になれるかも!」と思って下さった方はどうかご一報いただけるとありがたいです。
 
 
 

ということで、今回もアツく書いてしまいましたが何を言いたいかというと、、、
 
こうした未来投資的な活動は足元が安定していなければ、いつかどこかで転んでしまうという事。
 
 
改めて本業の宮川洋蘭では、一年で忙しくやりごたえに満ちた一週間を迎えています。
お母さんを喜ばせたい、びっくりさせてたい!
 
今週日曜日、5月12日は母の日です。まだ母の日ギフトがお決まりでないなら私たちが育てた花を通じて「ありがとう」を伝えて下さい!







東日本大震災から始めた花で元気募金は現在、熊本県民のシンボル 熊本城の復興支援に役立させてもらっています。

「微力でも無力ではない」と信じて毎月少しずつ続けてきた募金ですが、ついに1千万円が見えてきました。 
募金ページはこちらです。 https://item.rakuten.co.jp/morimizuki/c/0000000275/


という事で最後はしっかり宣伝させてもらいました!それでは! 
いつも応援ありがとうございます!
 

農家ハンター&宮川洋蘭 宮川将人でした~
 
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